大上さん、だだ漏れです。は、アフタヌーンにて連載中の吉田丸悠による青(性)春ラブコメ漫画です。
コミックスは7巻で完結しており、軽いタッチのラブコメながらその奥にあるテーマは誰もが共感できる人間関係や社会における悩みを描いているということがあり、好評を博した作品です。
クラスでもグループに属すことが少ない地味顔(ただし巨乳)の大上さんは、異性の体のことに興味深々な高校1年生。
保健の教科書から派生して様々な性に関する書物を読み漁り、日々妄想が絶えず変なことを口走ってしまわないかといつも戦々恐々としているため、コミュニケーションをとるのにも一苦労です。
そんな彼女はある日、トイレの水道で水をぶちまけてしまった時にクラスメイトの塩顔イケメンの柳沼くんからハンカチを借りることになります。
なぜかモップの柄にハンカチを引っ掛けて大上さんに渡す柳沼くん。
尾上さんと同じく友達がおらず、時々首をかしげたくなるような行動を取る彼には、その理由となるとんでもない秘密がありました。
ひょんなことからその秘密を知った大上さんは、柳沼くんと友達になる練習がしたいと言い出します。
筆者が「大上さん、だだ漏れです。巻数」を読むのに利用したのはこのサービスです
ebook japanでは、「大上さん、だだ漏れです。」の1・2巻が無料で読めます。
大上さん、だだ漏れです。の意味は、柳沼君の持つある特殊な体質によって明らかとなります。
ある日、二人ペアで倉庫整理をすることになった大上さんと柳沼さん。
大上さんの頭に陶器の入れ物が落ちそうになったところを、柳沼くんは身を挺して守ります。
血が流れる彼の頭を見て驚き、様子を見ようと大上さんが手を伸ばすと、彼はひどく慌てたような口調で「触るな!」と声を上げました。
拒絶されたと思い、落ち込む大上さんですが、翌日の放課後、彼に借りていたハンカチを返します。
ハンカチごしに柳沼君の手に触れた瞬間、彼女は謝罪の言葉と共にあの言葉を叫んでしまったのです。
突然口をついて出た放送コードギリギリな自分の言葉に、うろたえて柳沼君の前から逃げ去ろうとする大上さん。
しかし柳沼くんはそんな彼女を呼び止め、自分の持つ特異体質について話します。
実は彼が人の体に触れると、その相手は心の中で思っていることを包み隠さず言ってしまうというある種超能力のような体質を持っているのです。
彼がうっかり方に触れてしまった大上さんも多分に漏れず、柳沼くんと会う前になぜか考えてしまっていた破廉恥な妄想や願望を包み隠さず言ってしまったわけです。
自分の前では誰もが正直になり、良いことも悪いことも全て言ってしまうため、彼の周りではトラブルが絶えなかったのです。
それが、彼が学校で友達を作らない理由でした。
もちろん倉庫で彼女に怒鳴ったのも、その体質で余計な迷惑をかけないため。そんな彼の秘密と優しい性格を知り、大上さんは彼の体質を何とかプラスに活かせないかと考え、それを柳沼君に伝えます。
そして二人は、ひとまず自分たちが何を言っても言われても恨みっこなしという条件のもとで友達となり、お互いが交流を広げられるよう助け合うことに決めるのでした。
異性の体に興味を持ったり、友達の定義がどこにあるのかに悩んだり、自分は人と違うかも知れないと疎外感を覚えたり。
「大上さん」で赤裸々に描かれる思春期の男女が心に抱える悩みは、登場人物と同じ世代の読者にとって「悩んでいるのは君だけじゃない」という安心感を与えてくれます。
学校という閉じた社会の中ではどうしてもグループや上下関係が生まれ、その中でみんなとなるべく歩調を合わせ、同じようなことを話さなければならないという空気に流されがちです。
そんな環境の中でも、人間であれば一人一人が全く違う個性を持っていることは当たり前だし、その一方で本音と建て前を使い分けることに誰しも疲れることもあります。
誰に決められたわけでもないのに、「自分はこういうキャラだからこんなことは言わない」「私みたいな人はこんなことに興味を持たない」と自分の中で縛りを作って、自分でがんじがらめにされてしまうものです。
「大上さん」で描かれる柳沼くんの体質は、もちろんそのせいでネガティブな結果を生み出すことがあったことも事実ですが、本音を言うことでお互いの気持ちが解放され、絆を深めることも出来るのです。
建て前だけの繋がりに何の意味がある? 本音を言い合って相手を受け入れられるのが本当の友達というものじゃないか。
下ネタ交じりのラブコメ漫画という皮を被りながら、本作ではそんな人間関係の本質を問いかけてきます。
・大上さん、だだ漏れです。
7巻の表紙見て「あれ?終わる?!」って思ったらやっぱ完結か・・・。
変に伸ばすような作品でもないし、綺麗に終わることを願おう。
めちゃくちゃ好きな作品。
・大上さんだだ漏れですは好き好きの極みなので買いますね。本当にありがとうございます
・「大上さんだだ漏れです」というコミックを読んだのですが、とても好きなタイプの青春ラブコメですね。
・大上さん、だだ漏れです。を読んでクソわかる〜〜〜〜って言う女になってる
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。