上原きみ子さん原作で既にテレビドラマにもなったコミック「いのちの器」は、産婦人科医の主人公が妊娠・出産に関わるストーリーや、彼女の人生を描いた山あり谷あり涙ありの作品。
産婦人科医の主人公・有吉響子は父の急死をきっかけに、結婚4年目の夫・晃と長野県安曇野の山野産婦人科を継ぐ為に帰郷する。
響子の立場を理解し長野に同行した晃であったが、出来心から女性と関係を持ってしまう。
相手の女性・房江が響子の元を訪れ、出産か中絶かを選んで欲しいと問われた事で発覚したトラブルであったが…果たして晃と響子はどのような選択をするのか!?
その他にも、「胎動が3日間感じられないから出産が近いかも!?」と話す妊婦を響子が急いで診察したり、中期での堕胎を希望する妊婦など産婦人科ならではの内容も描かれています。
いのちの器が気になるけど読めていない理由は?
これを読んでいるということは、「いのちの器」の内容が気になっているけれどまだ読めていないという方が大多数ではないでしょうか。
その理由はいくつかあると思いますが、基本的には
- 忙しくて買いに行く時間がない
- 買いに行ったけど売り切れていた
- 家にモノが多くて、書籍は嵩張るから買えない
- 買うお金がない
のいずれかになりますよね?
買う時間がない・売り切れていた
書店は営業時間が決まっており、だいたい朝は10時or11時~20or21時というところが多いです。
仕事の勤務時間と移動時間を考えると買いに行けない、近くに書店がないという方もいます。
またせっかく買いに行けても、書店で仕入れられる数には限りがあるので、売り切れていることもありますよね。
置いておく場所に困る
筆者も本の虫であることを自覚していた時期があり、その頃は家に大量の本が溢れていました。
本はある程度重さがあり、カバンに何冊も入れることが出来ないですし、買えば買うほど自分の居住空間が狭くなってゆきます。
これ以上モノを増やしたくないというのも、近年本を買わない人が増えている理由といえます。
買うお金がない
今月はなるべく節約しなければならないという状況になると、無駄な出費となり得る漫画の購入は控えますよね。
しかし、広告や周りの会話から耳に入ってくる言葉で、どうしても内容は気になってしまうものです。
出来ればなるべくお金をかけずに本編を読みたいからと、本当はダメだけど違法アップロードされているサイトを探している方も多いのではないでしょうか?。
いのちの器の見どころは?
あらすじだけを読んでいただくと、「なんだかかなり暗い展開のストーリー?」と思ってしまいますが、思い悩みながらも前向きに一生懸命な響子。
実は彼女の過去にもあるエピソードがあります。
学童期にその事を同級生から教えられ、とても傷ついた過去を持つ響子ですが、共に過ごす時間の多かった看護婦達や父の存在は彼女にとってとても大きいものでした。
果たしてどのような過去を抱えているのか、そしてなぜ同級生がその事実を知っていたのかも見逃せません!
「いのちの器」で最初に持ち上がった響子夫妻のトラブルはやはり、晃の女性関係によるものであるといえます。
「先生が産めとおっしゃるなら産みます」と、突然現れて口にした女性・房江は中絶も覚悟していたようです。
晃と相談するよう促した響子…そんな響子に晃は好き房江が「産む」ことを選択したと伝えます。
愛し合っている夫婦でお互いまだ未練がある様子でしたが、急遽響子が赤ちゃんを取り上げることになり、そして晃も出産に立ち会う事となり、それをきっかけに「家族」は変化していきます。
同窓会に参加した響子は、昔の友人に再会します。
2人の妊婦のうち、片方の妊婦は胎動を感じられなくなって3日経過しており、既にお腹の中で亡くなっていた事がわかります。
更にもう彼女が妊娠できないという事も分かり、夫婦は悲しみに暮れます…
そんな中、赤ちゃんを出産し、命をたってしまった母親と病院の前に残された赤ちゃん…
妊娠中期であるのに法にも障ってしまう中絶を希望していたある妊婦は、残された赤ちゃんをケアすることを通し、少しずつ心境に変化が見られ始めます。
誰もが決して他人事とは言い切れない人生のストーリー…
果たして彼女たちのストーリーはどのように展開していくのか!?
書籍やKindleで読むのもいいですが・・・
▼いのちの器が気になるけど、3つの内いずれかの理由でまだ読めていない方はこちら