この作品にハマるのはこういう人↓
ここからはネタバレが含まれますので、苦手な方はブラウザバックするか、「かくしごと 12話」を視聴した上で読んで頂くようお願いします。
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アニメで放送された話の先が気になる方は、今日だけ使ってみてはいかがでしょうか?
第11話のネタバレ・感想はこちら
目次
久米田康治さん原作で講談社の「月刊少年マガジン」にて2016年1月号連載されていたコミック「かくしごと」は、娘に漫画家であることを隠し通そうと努力する父とその娘との日常描いたハートフル作品。
コメディ要素とほのぼのした親子の展開のなかにのどこか影を残すストーリーに、心を掴まれたり感動してしまう方も多い作品でもあります!
漫画家あるある
この作品の面白さはやはり、原作者の経験談を元にした「漫画家のあるあるネタ」が、かなりリアルな面白さを味わうこともできます。
そんな「かくしごと」の主人公は、ベテラン漫画家・後藤可久士(かくし)。
かつて「きんたましまし」という下ネタ漫画がヒットしたこともあるベテラン漫画家・後藤可久士は一人娘の姫をかなり溺愛していた。
そんな姫の出生にかけつけた可久士は、病院で「エッチな漫画を描いている人」と言われたのをきっかけに、漫画家であることを隠して生きていくことを決意する。
娘にバレてはいけない「かくしごと」
父親が下品な漫画を描いていると知られ姫が周囲からいじめられたり、何よりも最愛の娘に嫌われてしまうことを防ぐために、可久士は職業を隠し、自宅(目黒区)からスーツ姿で出かけ、途中でシャツと短パンという仕事着に着替えて渋谷区の仕事場へと向かう日々を送っていた。
そんな日々の中で、姫の友達が「姫ちゃんのパパお仕事何しているの?」と聞いてきたり、姫のいる自宅に間違えて編集部の担当者が訪問してきたり…。
バレそうでなぜかバレない「かくしごと」を抱えている可久士は、果たして姫と過ごす幸せな日々を守ることは出来るのか!?
そんな「かくしごと」は2020年4月から6月までBS日テレほかにてテレビアニメが放送されており、姫が10歳の頃のストーリーを中心に描かれました。
遂に完結を迎えるかくしごと第12話「ひめごと」で、ようやく1話の冒頭のシーンに繋がり、何者かから「鍵と地図」を手に入れた姫は、江ノ電に乗って鎌倉にある家へ!
家にたどり着いた姫は、可久士が漫画家であったことを知ります。
そんな姫の前に現れたのは、可久士とどことなく似ている少年弟子でした。
少年は歌舞伎界で有名なルーキーで、なんと姫のいとこ!?
そう、実は可久士は歌舞伎の家系の「○○」だったのです!
自分に何かあった時の為に、可久士が腹違いの妹に託していた鎌倉の家の鍵が、姫の手に届けられたこと、そして父の隠していた真実について遂に明らかとなります。
姫と姫の母と3人でこれからずっと暮らすはずだった可久士は、急な事故によって「普通」の生活を失ってしまいます。
愛しい姫を養うため、そして妻の捜索を続けるためにも漫画家として書き続けてきた漫画。
しかし、マスコミに事実を明かされてしまい、ついには漫画を描くこともできなくなってしまいます!
しかも、漫画家を辞めた可久士を、更なる悲劇が襲い、遂には意識不明の重体となってしまいます。
残された姫の気持ちももちろんですが、なかなか過酷な人生を可久士は送ってきたことが分かります。
鎌倉の家でこれまで知らなかった真実を知った姫の元に、「めぐろ川たんていじむしょ」のメンバーたちと一子先生がついに合流します。
そして、可久士が1年以上の眠りから目を覚ましたことを伝えます。
果たして、一子先生が言っていた「悪い知らせ」とは!?
1年以上の昏睡から目覚めた可久士と再会した姫。
「親子の感動の再会」…となるはずが、まさかの記憶喪失!?
なんと、可久士の記憶は7年前のままで、姫は小学生だと思い込んでおり、本人を目にしても誰か分からない様子。
姫はショックを隠し切れません。
この場面で、ここまでのストーリーは全て可久士の頭の中に残る記憶の回想であったことが分かります。
目覚めた可久士がしたことといえば、やはり「漫画執筆」!?
駆けつけたアシスタントは先生の気持ちを尊重し、過去に連載を終了したはずの漫画を再び描き始めます。
姫のことは新しいアシスタントだと思っているようで、「姫の様子を見て欲しい」と姫への思いを口にするシーンも!!
こんな辛い場面にも先生に本当のことを告げないアシスタント達の優しさ、そして傷つきながらも可久士の元から離れない姫の姿に、見ているこっちが泣きそうになってしまいます。
相変わらずのペースの十丸院に、ここでは逆に癒されるかも…(笑)
又、ここまでに現在パートで羅砂と十丸院が一緒だった理由も、ここで明らかとなります!
今まで何も気付かなかった姫は、可久士の「一番の幸せ」を聞いて、めぐろ川たんていじむしょのメンバーたちとともに鎌倉へと急ぎます!
7年の歳月について可久士に気づかせるために、そして姫が可久士と一緒なら幸せだと思っていることを伝える為に…。
姫に瞳に遂に光が戻り、そこから大きく行動していく健気さにも、感動してしまう方多数でしょう!
ようやく可久士に記憶が戻り一同は大喜び!
そして喜びのあまり、可久士も姫も涙を浮かべます。
その後の様子について、詳しく解説されるシーンはありませんが、オープニングテーマ曲が流れ、その後のカットがちらっと描かれていました。
果たして、全てが明らかになった今、可久士は漫画家として再始動するのか!?
又、姫と可久士の生活はどうなるのか!?
何度見ても面白く、更に様々な視点から見るたびに新しい発見をすることができる「かくしごと」。
これにて完結となりましたが、観たことがない方にはもちろん、一度ご覧になった方にもおすすめしたい作品ですので、是非この機会に振り返ってみられてはいかがでしょうか!?
とても感動する作品だったと評判の「かくしごと」の素晴らしさは、実在する場所を再現度高めで描いているところにもいえます。
かなりリアルに描いてあったり、かくしごとの声優が「聖地」を紹介する動画の配信もされていたので、聖地巡礼に行かれる方も多いようです!
例えば、姫が鎌倉の家に行くときに下車した七里ヶ浜駅や、七里ヶ浜駅から鎌倉の家に向かう道乗りの背景。
そして「おしゃP」が出没するとされた代官山の「蔦屋書店」周辺や上の画像で比較をした江ノ電も一致しています!
このようにリアルに描かれているシーンがまだまだ多くありますので、作品をより楽しんで頂くためにも、是非合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか?
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他のサービスでも配信されているのですが、U-NEXTは特にアニメや映画をよく見る・新作は常にチェックしているという方に向けた特徴があります。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
それでは。