この作品にハマるのはこういう人↓
ここからはネタバレが含まれますので、苦手な方はブラウザバックするか、「かくしごと 10話」を視聴した上で読んで頂くようお願いします。
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アニメで放送された話の先が気になる方は、今日だけ使ってみてはいかがでしょうか?
第9話のネタバレ・感想はこちら
目次
久米田康治さん原作で講談社の「月刊少年マガジン」にて2016年1月号連載されていたコミック「かくしごと」は、娘に漫画家であることを隠し通そうと努力する父とその娘との日常描いたハートフル作品。
コメディ要素とほのぼのした親子の展開のなかにのどこか影を残すストーリーに、心を掴まれたり感動してしまう方も多い作品でもあります!
漫画家あるある
この作品の面白さはやはり、原作者の経験談を元にした「漫画家のあるあるネタ」が、かなりリアルな面白さを味わうこともできます。
そんな「かくしごと」の主人公は、ベテラン漫画家・後藤可久士(かくし)。
かつて「きんたましまし」という下ネタ漫画がヒットしたこともあるベテラン漫画家・後藤可久士は一人娘の姫をかなり溺愛していた。
そんな姫の出生にかけつけた可久士は、病院で「エッチな漫画を描いている人」と言われたのをきっかけに、漫画家であることを隠して生きていくことを決意する。
娘にバレてはいけない「かくしごと」
父親が下品な漫画を描いていると知られ姫が周囲からいじめられたり、何よりも最愛の娘に嫌われてしまうことを防ぐために、可久士は職業を隠し、自宅(目黒区)からスーツ姿で出かけ、途中でシャツと短パンという仕事着に着替えて渋谷区の仕事場へと向かう日々を送っていた。
そんな日々の中で、姫の友達が「姫ちゃんのパパお仕事何しているの?」と聞いてきたり、姫のいる自宅に間違えて編集部の担当者が訪問してきたり…。
バレそうでなぜかバレない「かくしごと」を抱えている可久士は、果たして姫と過ごす幸せな日々を守ることは出来るのか!?
そんな「かくしごと」は2020年4月から6月までBS日テレほかにてテレビアニメが放送されており、姫が10歳の頃のストーリーを中心に描かれました。
姫が備蓄しておいたお菓子を、あればあるほど食べてしまうシーンから始まる10話。
反省した姫は、なぜか蟹という字を大量に書いてました(笑)
自分への罰として漢字の書き取りをする姫は、このシーン以外でも可愛い姿やアクションを魅せてくれます。
可久士は姫と伊豆旅行に行くために、なんとかお正月休みを取ろうと一生懸命頑張ります。
そんな可久士に十丸院は「ハワイへ行く」と話しますが、ここ「安・近・短」というワードが登場!
想像していたよりも自由がない漫画家の実情が、もしかしたらここで浮き彫りになり、驚かれる方も多いかもしれません。
「そもそも漫画家に、長期旅行の申込みなんてできるわけないだろ!」と可久士が開き直るシーンもありますが、可久士のように「休みに風邪を引く漫画家」は実際に多いようです。
無理をして風邪を引いてしまった可久士を見舞ってくれたみんなは、今回も十丸院のお陰で「勘違い」してしまい、今回も”正妻戦争”に!?
果たして可久士は無事、伊豆旅行へ行くことができるのか!?
様々な風が吹き込む中、寝込んでいる可久士のために姫が行った「願掛け」のシーンが、かなり面白いと10話では評判になりました。
「永久就職…結婚成就…」などのワードを、ひたすら書き込んで張り付けているこの願掛け、正直「願い」よりも「呪い」寄りじゃ…(苦笑)
しかし、この「願掛け」が効いたのか、回復した可久士は姫と無事伊豆旅行へ出発することができました。
第10話のかくしごとでもある「I”S(伊豆)」に、可久士の運転する車で無事到着した可久士と姫とロク。
…実は、ゴトープロからももしもの時の為の助っ人(?)が2名駆けつけていました(笑)
旅館の部屋に案内された可久士と姫は団らんしますが、そんなほのぼのするシーンで姫は”ある言葉”を口にします。
「幽霊がいてくれた方がいい」と言う姫の言葉はとても深く、それに答える可久士の「触れられないのには理由がある」という言葉もとても深い言葉でした!!
果たして可久士の口にしたこの言葉の真意とは?
”隠し事を抱えた関係の方が共に温泉旅行に出かける”という描写は、かなりの鉄板ネタですよね。
この旅館ではある1組の男女が「かくしごと」を暴露し始めたのをきっかけに、暴露退会が始まってしまいます!!
同調圧力がかなり強く、思わず流されかけてしまうこのシーンもかなり面白いのでお見逃しなく!!
果たして彼らが暴露した「かくしごと」とは!?
可久士たちが宿泊したこの旅館にはある「云われ」がありました。
それは”かつて「伊豆のバジリコ」を執筆した文豪がここで亡くなり、幽霊となって現れる”といったものでした。
その部屋が気になる可久士は、改装中のその部屋に入っていたところを肝試しをしていた男子たちに見られ「死んだ作家の霊」と間違われてしまい!?
幽霊騒動が更に盛り上がってしまいます(笑)
果たして、可久士はなぜ幽霊と間違われてしまったのか?
そしてなぜ可久士は幽霊が出るという部屋に入室したのか?
さて、ここからは雰囲気がガラッと変わります。
今回はシリアスモードの現代へ繋がる「カギ」となるお話でした。
姫視点:
ある日突然書くことを辞め、転職した可久士。
家を引っ越すなどの変化はあったものの、姫の前ではいつも優しい父でした。
羅砂・十丸院視点:
読者の夢を壊さない為にもギャグ漫画家としての体裁を守ってきた可久士。
しかし、そんな彼が隠していた「重大なかくしごと」がファンにバレてしまいます。
漫画家と作品を切り離す事は難しく、世間の反応はやはり「笑えない」と。
このように漫画家を辞めてしまったことがわかった10話では、「重大なかくしごと」についてもお話ししています。
「重大なかくしごと」…それは姫の母親が事故に巻き込まれて行方不明となったことが関わっている様子です。
これまで触れてこなかっただけに、ここが明かされると「え?どうなるの?怖い」という声も多く聞かれるようになってきました。
果たしてこの「重大なかくしごと」は、なぜバレてしまったのか?
現代で一番気になるのは、やはり「可久士が今どうしているのか」ですよね!
姫の暗い表情やめぐろ川探偵事務所のメンバーたち、そして一子先生の「良いニュースと悪いニュースがある」という言葉の本当の意味なども、かなり気になるところです。
果たして、姫と可久士を取り巻く現代はどのようになっているのか?
今回10話で登場した伊豆の旅館は、伊豆の湯ヶ野温泉にある「福田屋」じゃないか?というお声が、ファンの間で多く聞かれました。
福田屋は「伊豆の踊子」という作品を手掛けたことで有名な文豪『川端康成』さんが滞在したり、『太宰治』さんが「東京八景」を執筆した旅館であることで有名となっております。
(アニメでも!とても似た名前の「伊豆のバジリコ」が登場しましたよね!)
又、かくしごとの10話では、”川端康成さんが伊豆で亡くなった”という設定になっていましたが、実はそれは事実とは異なっています。
(実際はシリアスパートで十丸院たちが話している「逗子アリーナ」本館で、亡くなられたようです)
しかし、歴史と趣のあるとても雰囲気の良い「福田屋」には、実際に川端康成さんが泊まり「思い出」と名付けた部屋があるので、ゆかりのある場所で間違いありません。
アニメも既に完結を迎えていますが、何度見ても面白い素晴らしい作品です。
是非聖地巡礼に行かれる際には、アニメを振り返ってみられてはいかがでしょうか?
更に備考ですが、実は今回のお話には、原作とは多少異なっている部分がありました。
「姫の監視役に今回は一子先生が呼ばれなかった」ことと「文豪が亡くなった開かずの間で後藤先生が執筆する理由」、この2つが少し違っているようです。
気になる方は原作となったコミックもかなり面白いので、是非一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
それでは。